ここでは売れるメニューブック作成のノウハウを無料で公開いたします。

ノウハウを活用した飲食店様だけのメニューを「簡単作成らくらく飲食店メニュー」で作成して頂き 、売り上げアップに是非お役立て下さい。

メニューデザインのポイント

デザインというと「カッコイイ」とか「お洒落」といった言葉を連想しがちですが、ただきれいなデザインでは効果が期待できません。
ポイントをしっかり押さえて、売れるメニューを作りましょう。

■ 視線の流れを知る

メニューの配置場所で、お客様が食べたいと感じるか感じないかに大きな差が出ます。視線の流れを知り、目玉商品を一番目につく位置に配置することがポイントになります。

また、価格が高いものから安いものへと視線が流れる方が、安いものから高いものに流れるよりも購買意欲が落ちません。目玉商品に価格差がある場合は、高い方を前に持ってくるようにしましょう。

●視線の流れを意識する

人間には視線の流れがあります。この視線の流れに沿ってメニューの配置内容を考えましょう。一番目につく位置に目玉商品を持ってくるのが基本的な考え方です。

  • 視線の流れ
  • 1番目立つ「①」の場所に、目玉商品やおすすめ商品を配置する。

●ページの流れを考える

最初のページに目玉商品やおすすめ商品を持ってきましょう。できれば大きくページ全部を使うことをお薦めします。

ページ毎の視線の流れを意識することも大切ですが、ページの流れを意識した、しっかりとしたメニュー構成が必要です。ページ数が増えると、最後の方のページには意識が届きにくくなりますから注意しましょう。

  • ページの流れを考えたメニュー構成をする。
  • トップページに目玉商品やおすすめ商品を配置し、目立つように大きく扱う。

■ アイキャッチ効果

視線の流れを考えて配置をしても、同じようにメニューを並べるだけでは注文動機を促すには効果が低いといえます。

視線を集めると同時に「興味をもつ」「食べたくなる」「注文したくなる」等、注文動機を高めるには、他のメニューとの差別化を図るための工夫…アイキャッチ効果の高いデザイン…が必要です。

変化のあるデザイン構成は、メニューを見る楽しさを演出する効果も発揮します。

●お客様の視線を捉まえる

他のメニューよりも目立たせるためにどのようにするか。それには、いくつかの方法がありますが、ただ目立てばいいと考えずに、商品毎のアピールポイントを意識してデザインしましょう。

アイキャッチ効果で視線がメニューの上で留まっても、訴求力があるとないではかなり違ってきます。

例えば、新鮮な産地直送のカニ料理なら、カニ料理という文字よりも新鮮なカニの写真を見せる方が訴求力があるかもしれませんし、産地直送という文字を大きく持って来る方が効果的かもしれません。お店が持つイメージやお客様のタイプ等で変わってきますから、しっかりと分析して作りましょう。

  • 料理名の上に「当店名物」と入れる。

単純な方法ですが、この文字を入れるだけでメニューを選んでいるお客様の視線を誘導することが出来ます。
当店名物はこのお店で一番おいしいメニューのはずだからという注文動機となります。

  • 料理名を朱色や赤、オレンジで囲む。

赤やオレンジなどの鮮やかな赤系の色で囲むことがポイントです。料理名の頭に2重丸や花丸印で囲んでもかまいません。
他のメニューは囲まれていない中で特定メニューだけが囲まれているとその部分に視線が集まります。

  • 文字・料理写真の大きさを他より大きくする。

文字の字体も変更するとより効果的です。
また、写真を効果的に使うとかなり訴求力が高まります。

  • 文字色を朱色や赤、オレンジにする。

他のメニューの文字が彩度の低い色(鮮やかでない黒やグレーなど)を利用している中で、彩度の高い色(鮮やかな赤やオレンジなど)を文字色として利用すると視線を集めることができます。

  • 効果的なキャッチコピーを表記する。

目立たせたい商品ならではのキャッチコピーはかなり効果的です。
「とれとれ!産地直送!!」「朝採れたばっかりの新鮮野菜を使った」など、その商品をアピールします。

もちろん、組み合わせて作る方法もあります。例えば、効果的なキャッチコピーを、もっと目立つように文字色や字体を変えて入れる…とかです。

■ キャッチコピーの威力

メニュー品目を掲載するだけでなく、キャッチコピーを入れましょう。効果的なキャッチコピーは、是非食べてみたいという注文動機を喚起させます。

目玉商品の説明やこだわりや思い、旬など、「食べてみたい」と思わせるコピーでお客様を上手に誘導しましょう。

●料理に対する情熱・おいしさをうまく伝える

お店によっても料理によっても、持ち味が違います。何をどのように伝えるか…なかなか難しいと思いますが、下記にキーワード例を示しますので参考にしてください。

  • ジャンル
    • キーワード
      • メニュー例
  • やわらかさの表現
    • 舌の上でとろける
      • 舌の上でとろける!牛の角煮
    • 箸で切れる
      • 箸で切れる!松坂牛サーロインステーキ
  • あったかさの表現
    • あつあつ
      • あつあつ牡蠣の土手鍋
    • ひんやり冷たい
      • ひんやり冷たいデザートトマトのパスタ
  • 手間ひまの表現
    • 3時間くつくつ煮込んだ
      • 3時間くつくつ煮込んだハンバーグ
    • 手間ひまかけて作りました
      • 手間暇かけて作りました。牛タンシチュー。
  • 新鮮の表現
    • 今朝漁港にあがった
      • 今朝漁港にあがったカンパチの塩焼き
    • 今が旬
      • 今が旬!プリップリのブリ大根
    • 朝採れた
      • 朝採れたジャガイモのコロッケ
  • 産地の表現
    • 漁港名
      • 佐賀関町漁協から直送!絶品関アジのタタキ
    • 地名
      • 北海道 富良野で昨日採れたばかりのアスパラベーコン巻
    • 生産者名
      • 中津江村の佐々木さんが心をこめて作ったレタスで作ったグリーンサラダ
  • 女性向けヘルシー表現
    • 野菜たっぷり
      • 野菜たっぷりポタージュスープ
    • ふるさとの味
      • ふるさとの味田舎野菜の味噌煮込み
  • 食材の特徴の表現
    • ねばねば
      • イカとオクラのネバネバ和え
    • コラーゲンタップリ
      • コラーゲンタップリでお肌もすべすべ!鳥の水炊き
    • まるごと
      • まるごとトマトラーメン
    • シャキシャキ
      • シャキシャキわかめのサラダ
  • 安心・安全の表現
    • 無農薬栽培
      • 無農薬栽培のトマトスライス
    • 有機
      • 有機農法で手間暇をかけて育てた大豆・小麦を使ったアンパン
  • 名物の表現
    • 当店自慢の
      • 当店自慢の煮込みハンバーグ
    • 名物
      • 名物アナゴ太巻き
    • 料理長お勧め
      • 料理長お勧めの大きいエビグラタン
  • 希少の表現
    • 限定○○食
      • 限定10食!手間ひまかけた特製坦々麺
    • 今だけ
      • 今だけ!限定生産いちごで作ったショートケーキ

■ 写真が持つ大きな役割

品目の配置や見せ方、キャッチコピー等も大切な要素ではありますが、写真を上手に使用することが、必要不可欠といっても過言ではありません。

文字のメニューは文字を読んで頭で理解して初めて認識しますが、写真は視覚的にアピールできるので、食欲を直接刺激することができます。

また写真は、アイキャッチに用いてデザインにメリハリを付けたり、1点だけ入れて注文を集中させたりと、いろいろな目的で活用できます。

●客層を考えると答えが出てくる

女性層やファミリー層、若年層をメインとする客層のお店は、写真掲載が必要と考えられます。それは、写真を掲載することで色彩やボリューム感を伝えることができるからです。

例えば、ファミリーレストランのメニューは写真が何よりも優先して作られているといって過言ではありません。では、全て写真で伝える方がいいのか。といえばそうとは限りません。写真入りメニューが増えている今日、写真ではなく、製法や食材の産地等をコピーで伝え、高級感や本物志向を表現する方法もあります。

確かに写真が持つ役割は大きいですが、何よりも大切なことは、メインとする客層は誰かということです。

  • 写真掲載が絶対的な効果を発揮する女性層やファミリー層、若年層。
  • 高級感や本物志向が喜ばれる男性層や壮年層。

●写真写りが悪い商品はイラストを使おう

「写真を使ってもきれいに仕上がらない」「イメージどおりにはできない」そんな時は、写真の出来をチェックしてください。おいしそうな写真でなければ写真を使っても逆効果ということになります。

写真写りの悪い素材は、イラストを使ってイメージを創ることもできますので、写真を使うことよりも写真を使う本来の目的を忘れないようにしましょう。

  • 写真写りの悪い素材はイラストを使ってイメージを創る。
  • 写真メインのメニューの出来は、写真自体の出来による場合が多い。

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たった5分で素敵なメニューが完成!!
飲食店様のオリジナルメニュー表が作成できるパソコンソフトです。

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メニューは店長の代わりとなって、お客様に料理のおいしさを伝えるものです。
メニューひとつで売り上げが大きく変わると言っても過言ではありません。
是非、飲食店様の売上アップのツールとしてご活用ください。